アルトのフロントタイヤをサイズアップしてグリップが良くなったらコーナー立ち上がりのジャダーが酷くなってしまいました。 加速に影響が出るほどなので対策をします。 元々アルトのエンジンマウントは市販の「エンジンマウント強化剤」で強化済みでしたが、マウントゴムと車体側ブラケットの隙間はそのままだったので、車体前後方向には揺すられてしまうみたいです。 隙間を埋めるスペーサーはもちろん市販されていますが、格安で済ませたいので自作します。 用意したのは「まな板」 厚みは10mm、材質はPP(ポリプロピレ)で120℃程度の耐熱仕様です。 価格はホームセンターで1000円弱。 |
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このまな板をホールソーで円形に切り出します。 硬い材料ではないので木工用の安いホールソーで充分です。 サイズは直径85mmのものを使用しました。 |
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センターの穴をマウントの軸に合わせて広げます。 | |
広げ過ぎるとガタガタになってしまうので現物に何度か仮合わせして加工します。 ステップドリルが便利です。 概ね22mm〜24mm程度の穴になりました。 カラーの直径もマウント本体とピッタリです。 |
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微調整及びリア側のマウント用に3mm厚の同まな板を用意し、同じように切り出します。 こちらは300円位。 必要枚数出来上がったら後はマウントに嵌め込んで元に戻すだけ。 |
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右側マウント 10mm厚を2枚と3mm厚を1枚入れてギチギチになりました。 |
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左側マウント こちらは10mm厚2枚でぴったり。 |
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リア側マウント 3mm厚を2枚づつ、計4枚を使用して隙間なく取り付け出来ました。 効果は まずアイドリングで車内の振動がすごくなりました(笑) 早速近所を試運転したところエンジンの「揺れ」を全く感じません。 シフトの入りも良くなったような感じです。 ※後日サーキットでテスト走行したところ、特に酷かった左コーナー立ち上がりで発生していたジャダーも皆無になりました。 あとは耐久性がどの程度かですね〜。 |
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