SIMPSON ヘルメット


SIMPSON の CH3NO2 という四輪ドラッグレース用のヘルメット。

CH3NO2とは「ニトロメタン」という物質の化学式だそうです。

ヘルメットの下の黒い布は「ネックソック」、首周りを保護する耐火性の布が縫い付けてあります。


色々周りに付いていて、なかなかいかついヘルメットですね。

特徴はシールドの他に「顔面部分」が開閉&脱着可能なところ。


分解するとこんな感じ。

ヘルメット本体とフェイスマスク、
マスクの内部に装着されている「ガスマスク」。

ガスマスクは有害な燃料のガスやクラッチ等の粉塵を吸込まないために装備されているそうで、いかにもドラッグな仕様ですね。

花粉症にも効果があるかも?


フェイスマスクの裏側。
ガスマスクASSYはマジックテープで固定されているだけ。

なんともアバウトです・・・。


ガスマスクを外すとこんな感じ。

造りは・・・
まぁ、MADE IN USA・・・テキな・・・・(苦笑)


ヘルメット左後部にはエアホース接続部が装備されています。

本国のサイトで見ると、このホースにオプションでエアを供給するシステムが販売されているらしいです。


外のホースから供給されたエアーはこめかみ部分の横からシールドの裏側に向けて細いホースが付いていて、ここから噴射されるようです。


フェイスマスクを外したところ。

ガスマスクのスペースが必要なのでかなり「面長」です。

開口部の淵の黄色いものは「ケプラー繊維」で車両火災時に炎の侵入を防ぐ目的だそうです。

ケプラーより内側にはふつうのゴムパッキンも装備されています。


左は20年位前に購入し、現在まで使用している
RX-6 サイドワインダー(四輪用)

現在のような円高でない時代でしたので当時の定価は\130000- 
(スモークシールドは別)現在は7万円弱で買えるようです。

今回購入したCH3NO2は\127000-(シルバーミラーシールド込み)

円高万歳(?)


上から見ても大きさが全然違います。

ちなみに中のサイズは全く同じです。


一番左はサイドワインダーの前に使っていた Bandit(二輪用)
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