DIY ガレージ製作(小)


自宅のリフォームもまだ一段落したわけじゃありませんが、とにかく早く屋根付きガレージが欲しいので、工事に着工します。

タイトルに(小)とありますが、当家は無駄に土地が広いので(笑)そのうち車を3台収容出来るガレージ(大)を作る予定で、その練習を兼ねつつ1台用のガレージを手始めに作ってみます。

リフォームもそうですが、建築系は全くの未経験。

さて上手く出来ますでしょうか??

作業は整地から。
写っているバックホーは知り合いから無料な上、無期限で借りてきたもの。
ダンプは重機レンタルで借りてきました。
借りたバックホーには屋根が付いていなかったので自作して付けました。

ざっくりと予定面積より広めに、なんとなく平らになるように堀々。
乗り物系は何でも得意なのでバックホーの操作はすぐ覚えました。


ガレージの柱には角パイプを使用する予定なので、パイプを差し込める基礎石をまず埋め込む事にします。

さすがにここからはしっかり寸法を出さなくてはいけないので図面書き。

←こんなのです。いまどき手書きです(笑)



敷地の水平を確認する為にガレージの予定面積より外側に杭を立てて「遣り方」とかいう水平を確認する為の木の枠を設置するらしいです。
とりあえず図面の寸法より200mm位外側に杭を打ち込みました。

そこに水平の印をするのですが、本職はレーザー、プライベーターは「水盛り管」という管を使用するのが一般的だそうです。

←で、ひねくれものの当方が使用したのはコレ。

水を一杯に入れたバケツ、バケツの径より少し小さめに切ったスタイロフォーム、洗濯ばさみ、レーザー光が出る水準器。
これを敷地の真ん中に置き、各所に打った杭に向かってレーザー光を当てて印を付けます。
水面は水平なのは間違いないし、水準器も水平なのでこれで大丈夫なはず?
スタイロフォームには1箇所切り込んであり、洗濯ばさみを回転止めとして引っかかるようにしてあります。
各杭に向けるには回転させて洗濯ばさみで回り止めするだけなのでラクチン。


遣り方」が出来上がったので今度は基礎石を埋める場所の寸法出しをします。

穴を掘る位置をメジャーで測定し、杭では大雑把過ぎると思ったので「竹串」を刺して位置決めし、穴を掘っていきます。

一面に敷いてある砕石はバックホーで掘っただけだとちょっとぬかるんで作業しにくいのでサラッと全体に撒いておいたものです。


穴は少し広めに掘っているので基礎石の設置には詳細な寸法出しが必要です。

深さは遣り方から張ってある水糸で計測し、基礎石を置く前に砕石を入れてドカドカ突っついておきます。

基礎石間の距離の計測には自宅リフォームでも使用している「レーザー距離計」を使います。

基礎石の上にピッタリに切ったプラダンを釘で打ち、レーザーを受ける側にはレンガを立てて計測します。

←ここはガレージの奥行き方向なので5340mmにします。


レーザー距離計の表示を見ながら小さいハンマーでチクチク叩いて合わせていきます。

この距離計には+-3mmの誤差があると説明書に書いてあったので、3mm以下に合わせるには表示がピッタリになる必要があるので・・・

←キッチリ合わせました。(笑)

当然、対角距離、幅距離も同時に合わせ込んでいるので、基礎石を1個設置するのに30分以上掛かってます(笑)


概ね設置が完了したところ。(あと3個埋めなくてはいけませんが)

この段階で全部の基礎石の位置、深さをスケール、メジャー、レーザーで再計測しましたが、現段階ではとりあえず最大誤差3mm以内に収まっています。


柱になるパイプを立てる際に基礎石が動かないようにコンクリートで固定します。

以前、物置を設置する際に少々コンクリートを作ってみたことがあり、その時に作った生コンの配合は一般的に言われている1:3:6(セメント:砂:砂利)でした。

ホームセンターで購入した袋にもそう書いてあったので疑いもせず混ぜてみましたが、いくら混ぜても砂利砂利していて生コン感(?)が出ませんでした。

なので今回は袋の記述は無視してやり易いようにやることにしました。
目盛り付きバケツで少量づつ量りながら調合し、1 : 1.5 : 3 くらい。

水は粘度を見ながら少しづつ足して調整しました。

専門家から見たら突っ込みどころは多々ありましょうが、要は基礎石が動かなければいいだけなのでこれで良しとします。

翌日には蹴っても乗ってもビクともしない位しっかり固定されました。


砕石を買い足し、基礎石と同じ高さまで敷き詰めます。

基礎石の穴の中にはモルタルを少々入れて穴の底を固めておきます。


さて、ガレージの骨格には鉄の角パイプを使用します。

サイズは60mm×60mm、厚さは2.3mmです。

6mのものを十数本購入してきて必要な本数、長さに「正確に」切り出します。

縦の柱を基礎石に差し込むわけですが、基礎石の底のモルタルの厚みの差や基礎石設置時の誤差の補正、あとは全柱を立ち上げる際にミリ単位での調整が可能なように調整機ネジを取り付けておきます。

パイプにピッタリはまる鉄板を切り出して穴を空け、ナットを溶接したものをパイプ下部に溶接します。

これにナットを通した100mm長のボルトをねじこんで「車庫調」完成(笑)

このボルトは調整用だけではなく、柱設置後にモルタルで埋めた際の抜け止めも兼ねています。


縦の柱を全部基礎石に差込み、遣り方作りに使用した「レーザーバケツ水平器」で計測しながら車庫調で高さを揃えます。

次に角パイプ用のクランプを使って仮組み、寸法出しをします。

各柱間の距離は全てレーザー距離計で計測し、1mmの狂いも無く調整。


横に通した仮組み用のパイプで水平を確認。

水平器の気泡は当然水平を指していましたが、確認の為デジタル角度計でも確認。

きっかり0.0度!


このデジタル角度計は実はキャンバー測定用に最近自作した道具に付ける為に購入したのですが、車に使う前に車庫の測定に使う事になりました(笑)

柱を建てるにあたり、実はこの垂直度合いが一番心配していた部分なのですが、柱を一周ぐるっとクランプで仮組みした段階で何も調整せずほとんど垂直が出ていました。

これが当然の現象なのか或いは正確に材料を切り揃えたおかげなのかしつこい位の計測のおかげなのか、はたまた偶然なのかは分かりませんが、意外と簡単に寸法が出たので拍子抜けしました。

とはいっても3本ほど0.1〜0.2度の傾きがあったので、基礎石と柱の隙間にクサビを打って微調整しておきました。


気が済むまで計測し終わったので(?)基礎石にモルタルを流し込んで固定。


モルタルが固まるまで暇なのでとりあえずシルビアを入れてみました。

もうちょっと広くした方が良かったかな〜?

MRSだと結構広く感じましたが、さすがにGT仕様のシルビアだとちょっと(笑)

まぁそのうちガレージ(大)を造るんで、大きな作業はそっちでやることにしましょう。


溶接機。購入しました。

デンヨー製エンジンウェルダー(発電機兼溶接機)

某オークションで4万円で落札。
エンジン不動とのことでジャンク品扱いで出品されていましたが、キャブレターを分解清掃しただけで調子良く始動しました。



角パイプを挟めるような大きなアースクランプは別途購入するのも面倒だったので、数百円のクランプを買ってきて接触部の塗装を剥がしてこのように使用します。



仕事で半自動溶接機やガス溶接機は頻繁に使用していますが、普通のアーク溶接はかなり久しぶりだったのでちょっと苦戦中。

上側の溶接は問題ないのですが、横面と下面はなかなか上手くいきません。

特に下側を溶接する時は上から火の粉が降ってくるので大変です。

溶接用の作業着なんか持っていないのでそこらじゅうに小さな火傷だらけ・・・。


全く一人で作業しているので天辺のパイプを載せるのもひと苦労。

クランプと木片で位置出しをしたりしながら溶接しています。

現在、色々あって休日にまとめて作業が出来ない状態で、平日の夕方に一本ずつ溶接しているような状況なのでなかなか作業が進みません。


とりあえず片側の柱は出来上がったところ。

溶接時の仮固定に使っていてクランプ留めしていたパイプは天辺に溶接してあります。


骨組みが完成したので、屋根材の取り付け準備。
実は骨組みが完成する直前まで屋根材を何にするか決まっていませんでした(汗)

なにせ初めてなのでなるべく施工が簡単でコストが掛からないものを検討し、選んだのは 「折板」 (”せっぱん”と読むらしいです)

600mm幅6mで一枚5400円。
ガレージの横幅が3600mmなので6枚でぴったりツライチの予定でホームセンターに注文に行きました。

たまたまその売り場に居た店員さんが詳しそうだったので、「この幅だからこれ6枚で大丈夫だよね?」と聞いたところ、

普通は屋根材は壁より出っ張らせるか少し足りない位にして「水切り」とかいう金物を使用してその金物を壁より出っ張らせるとのこと。

ツライチでは雨漏りする可能性があるから1枚余分に用意して壁より出した方が良いとのアドバイスを頂いたので7枚注文しておきました。


折板を取り付けるためにはまず「タイトフレーム」というステー(?)を骨組みに取り付けます。

注文した折板が届くまで数日かかるとの事なので、お店に在庫で置いてあったタイトフレームを24個、「妻フレーム」を8個購入してきました。

すでに上の画像でお分かりのように溶接で取り付けます。

1つが幅600mmで三角の天辺には尖がったボルトが付いています。


妻フレーム」というのは画像左側の直角になっているステーの事で、折板の端っこの固定に使うものだそうです。

本来、もっと内側、つまりもっと右側でパイプ材より中に入っていなくてはいけないようなのですが今更どうにもならないのでこのようにはみ出した状態で溶接してしまいました。

この状態だと屋根を「支える」という目的を果たせなそうなのですが・・・。


 対 策 は 後 で 考 え ま す (笑)


溶接した部分は錆止め塗装を施し、タイトフレーム取り付け完了。


で、もう屋根が取り付いていますが、これはあまりの暑さに作業中の写真を撮り忘れた為です(汗)


カミさんと二人だけで屋根材を人力で上にに持ち上げるのは大変でしたが、取り付け作業自体は特に難しいことも無く、タイトフレームに載せて尖ったボルトの辺りを上から足で少し踏むとちょこっと出っ張ってボルト位置が分かるので、それが三角の山の真ん中になるように微調整し、そこに10mmのロングボックスを当ててハンマーで強めにひっぱたくとボルトが突き出してきます。

それにタイトフレームに付属してきた専用のナット(14mm)を取り付けて電動インパクトドライバで締め付ければ完了。

2枚目以降は端の山を重ねて取り付けていきますが、折板には向きがあり、左右で少しだけ形状が違うので間違えないように注意します。


屋根が付いたのでのんびりしてたらもうすっかり秋、少々肌寒い季節に。

最低気温が氷点下になる前にせめて周囲の基礎は終わらせておきたいところ。

柱に沿って高さ20cmの基礎をコンクリートで作るので準備します。

砕石を必要な幅に撒いて突き固めます。

リフォームで出た廃材で適当に道具を作り、せっせと突いていきます。


突き終わったら今度は鉄筋を入れていきます。

柱と柱を繋ぐように鉄筋を2段配置します。

鉄同士なのでここは溶接で繋ぎます。


縦の鉄筋も溶接で繋ぐ予定でしたが、夜間しか作業時間が取れず、騒音の出るエンジン溶接機は使用出来ないので結束線で縛ることにしました。

急遽ホームセンターに走り、「ハッカー」と結束線を購入してきました。

初めてハッカーで結束線を締める訳ですがなかなか難しく、まぁ10回位は結束線を捩じ切りました(笑)

1本ずつだとすぐに捩じ切れるので3本を束にして縛り上げていきました。


今度は「型枠」を作ります。

型枠用のコンクリートパネル、「パネコートイエロー」を数枚購入して必要な寸法に切り出していきます。

切断には「丸鋸」を使用。

実は一昨年、自宅のリフォームを開始して早々に、知人から借りていた丸鋸で指を怪我しており(親指の爪が真っ二つ!肉もザックリ)
その恐怖からリフォームには一切丸鋸を使用せず手持ちのジグソーや手鋸で作業していましたが、さすがにこの長さと数を切り出すのは大変なのでとうとう自前の丸鋸を購入してしまいました。

まだ怖いですが、その分安全には万全を期してそれ用の作業台を作り、丸鋸定規も自作してクランプで材料をしっかり固定して作業しています。

1枚切り終わるたびにコンセントまで抜く程気を付けています(笑)


型枠の加工、組み立ては屋内作業場で。

桟木」(さんぎ)と言う型枠の補強用の角材も取り付けます。


このガレージ製作で2回目の図面書き。

初めてなのでどう割り振りしたら効率が良いのか分からないので、やりやすそうなところから書き込んでいったら何やら「角部分」がやけに複雑に・・・。


実際に作ってみたら・・・やっぱり複雑で(笑)

型枠はFRPで言うところのメス型な訳ですが、こんなんで抜けるのかな?と不安な気持ちに。


そこにきて止せばいいのに「面木」(めんぎ)なるものの存在を知ってしまい、どうせならこれも付けてみようと購入してきてしまいました。

購入してきたのは「発泡面木」という物で、材質は発泡スチロールとプラスチックの中間位の硬さ。

断面は三角形で板同士が直角になる部分の内側に取り付けます。

これを付けると出来上がったコンクリートの角が面取りされたような形状になり、角の欠け防止になるそうです。

FRPのメス型の角部に入れる樹脂パテみたいなもんですかね。


で、板が三枚集まるところはこんな面倒くさいことになりますね。

やっぱ止めときゃよかったと後悔しつつも「面木 加工」で検索すると・・・。


ちゃんとありました。いい方法が。

面木を加工する道具の作り方と使用方法を動画サイトで型枠職人さんが公開されていたのでさっそく作ってみました。

手持ちの廃材の中に動画で公開されていたレシピに近い材料が無かったので、使い勝手は多少劣ると思いますが、上記の三面突合せがすごく簡単に作る事が出来ます。


向き合った型枠同士を固定する為に「セパレーター」というものを使います。

型枠には60cmおきに8mmの穴を正確に空けておき、このように取り付けます。


セパレーターというのは真ん中のネジが両側に切ってある棒の事を指すようで、左右にある樹脂パーツとは別売りになっていました。

セパレーターはコンクリートに埋め込まれてしまうので再使用は出来ませんが、
樹脂パーツは「Pコン」という名前で売られており、こちらはコンクリート完成後に引き抜いてまた使う事が出来るそうです。


出来上がった型枠を設置していきます。

型枠は寸法図を頼りに室内で全て完成させたので、実際に現場で取り付けてみると微妙に隙間が出来る場所が出てきました。

柱の寸法精度はかなり高いので型枠を作る際の鋸の刃の厚みとか板を組み合わせた時の微妙なズレがはっきりと表れてしまいました。

仕方ないのでヤスリやカンナで微調整して合わせ込んでいきます。

これに結構時間を取られて設置完了まで半日費やしてしまいました。

この日だけで生コン打設まで完了しなくてはいけないので大変です。


厄介だったコーナー部。

思ったよりピッタリに出来ました。


型枠の固定には杭は使わず、既にしっかりとしていて動かない柱にタイラップで固定しました。

型枠を組み立てただけでも既にギチギチで殆ど動かない状態だったので、このタイラップ固定だけで蹴とばしてもビクともしなくなりました。

これで安心して生コンを投入できます。


ミキサーのテストで生コンを作った時は袋(20kg)から直接投入して配合はセメント1:砂3:砂利4:水適当 で混ぜました。

これだと重量比ということになりますが、今回は体積比で混ぜてみます。

20Lのオイル缶を3つ用意し、袋からこの缶に入れて計ってから投入します。

割合はセメント1杯:砂2杯:砂利2杯:水8L

テスト時は無駄に水を多く混ぜてしまってシャバシャバになったりしたので、今回水の量は厳密に管理しました。

強度に関係している水セメント比はこれで良いはずです。

練り上がりの粘度も丁度良く出来上がり、全部で8回ミキサーを回しましたが毎回ほぼ同じ仕上がりでした。

生コン練りの動画はコチラ



コンクリートを型枠に流し込んでから数日後、型枠の上に30mm厚の角材を追加し、そこにモルタルを流して鏝で仕上げてあります。

モルタルの横の部分がガサガサしていますが、これは追加した木材に離型処理をしなかったので剥がす際にモルタルがくっ付いてしまった為です。

パネコートを使っているコンクリート部分はけっこうツルツルに仕上がりました。


寒い時期は車の方が色々と忙しかったのでこちらの作業は休止していましたが、少し暖かくなってきたので作業再開。

外壁材は注文したのでそれを待つ間に窓の製作をします。

本当はアルミサッシの窓を取り付けたかったのですが、欲しい大きさだと1セットで2万円近くするので木材とかで自作することにしました。

スチロール板という曇りガラスのような処理がされているプラスチックの板を購入しガラス代わりとします。
600mmx450mmの大きさで1800円。これを3枚。

40mm角の木材をこれに合わせて切断し、窓が嵌るように丸鋸で溝を切ります。

軽トラに設置してある作業台には裏側に丸鋸がセットしてあり、テーブルソーとして使用しています。

上面には木材を真っ直ぐ切断する為のスライド台と45度の角度切用の冶具も製作し、取り付けてあります。


窓枠はウエスタンレッドシダーとかいうウッドデッキに使用する木材を使用。

これはホームセンターの在庫処分品で2x4、6フィートが1本598円でした。

枠に合わせてガレージの柱と同じ幅のC型チャンネル材をガレージの柱に溶接します。

相手が木材なのであまりキチキチに寸法取りしてしまうと何か問題がありそうな気がしたので上下左右に2〜3ミリ程度余裕を持たせておきました。


反対側にも同じ大きさの窓を取り付けるので同じように加工。


ガレージの奥側は真ん中に付けようとすると柱が邪魔になるので、柱を挟んで窓を二分割にし、ここは嵌め殺しにしてただの明かり取りにする事にしました。

バンパーとサイドステップ、アンダーパネルは軽量化の為に取り外し、家の中に置くスペースが無いので・・・とりあえずここに放置してあります(笑)


ガレージ左右の壁に取り付ける窓はペンキを塗って完成品となりました。

外に向かって上側に開く上開き窓です。

各パーツを組み立てる際にはすべての合わせ目にコーキングを施し、雨水の侵入を抑えます。

プラ板の周囲も枠に組んだ後で全周にコーキングを廻してあります。


まぁ鍵って程の事もないんですが、一応真ん中にスライド式のロックを付けました。

木製の窓枠は多少捩れたりすると思ったので、よく戸棚の扉なんかに付いている・・・名前は知りませんがバチっと閉まるロック(?)を両サイドに取り付けておきました。

このロックは少し調整代があるのでキツ目に調整してあり、かなりきっちり閉まります。


明かり取りの窓は開閉しないのでシンプルですが、プラ板を固定する内枠は外と内の二つ製作し、外側は外枠に釘で固定して周囲をコーキングしておきます。

固定した枠に防水テープを貼り、プラ板を嵌め込んでから内枠で押さえて内側からビス留めにします。

これは窓が傷んだ時に簡単に取り換える事が出来るようにしたかったのと、後々もしかしたら換気扇なんかを取り付けたくなった時に窓を外して換気扇を取り付けられるようにしておきたかった為です。

「車庫(しゃこ)」つながりでは無いですが(笑)、奥に立てかけてあるのはMR-S用に購入した新品の車高調(しゃこちょう)。

窓の組み立て作業をやりつつ、その脇で取り付け前のタイラップ巻とセット長調整をしています。


外壁材が届きました。

角波と呼ばれていて、倉庫や車庫では一般的な物です。

白い窓にマッチし、ちょっとアメリカ〜ンな感じ(?)にしたかったのでグリーンをチョイス。



壁の取り付けには「ドリルビス」ってネジを使うそうなので早速購入してきました。

これはドリルで下穴を開ける必要が無く、先端のキリ状の部分で穴を開けながら締まっていくというなんとも便利なネジですね。

通常、このような外壁には漏水防止の為、パッキン付きのドリルネジを使うそうです。

なのでホームセンターのネジ売り場でパッキン付きのネジを物色していましたが、何故かパッキン付きのビスよりビスとパッキンを別々に買った方が安いという不思議な結果に・・・。

まぁビスとパッキンのメーカーは違うんですが。


けっこう沢山使う予定なのでせっせと内職作業でネジとパッキンを組み立てておきます。


壁を貼る前に基礎との境目に「水切り」という金物を取り付けます。

実はガレージ製作開始の時点でこの金物の存在を知り、面倒くさいのでこれを使用しない予定で周囲の基礎の形状を工夫していたのですが、基礎の型枠製作の時に手違い(?)が発生し、水切りを付けないわけにはいかない状況になってしまいました。

なので急遽水切りを探し始めたのですが、元々取り付けない予定の基礎と柱の寸法なのでホームセンターにある既製品では寸法が全く合わない事態に。

本職さんは現場対応でトタン板から作ったりするそうですが、壁材も届いて貼るばっかりになっている現在、今から作り方を考えて道具を用意する時間も無いので急いでネットで検索。

すると指定した寸法で製作し、最短で2日で送ってくれる業者を発見。

早速必要な寸法を採寸して注文。

3日目には届いて無事に取り付け完了〜。


既にガレージ製作開始から1年が経過してしまいましたが(汗)やっと壁の取り付けに。

取り付け自体は特に難しい事も無く、角波の「谷部分」にビスを打つだけ。

板の切断には丸鋸、金切狭を使用しますが細かいところは大き目の普通のハサミの方がやり易かったです。

イレギュラーで取り付けることになったやや大き目の水切りですが、いざ取り付いてみるとグリーンの壁が引き立って中々イイ感じ♪


窓を取り付ける場所は取り付け前に切り取ってありますが、凸凹がある板なのでどうしても窓の周囲や壁の最後のところで「山の部分」にビスを打たないといけない状況になります。

というかホントはそうならないように予め設計するのか、或いは何か他の方法があるのか・・・。

色々調べてみましたが結局分からず仕舞いだったので自力で何とかする方向で。

で、ホームセンターで探してきたのが角波の山の高さと同じ15mm幅の「コの字」形状のアルミチャンネル材。

コの字の側面にビス頭が通るように大き目の穴を開けておき、穴を開けていない方の側面を柱に付けて開けた穴からビスを通して固定します。

これでチャンネル材のある位置は角波が浮かずビスが打てます。


背面の壁が貼り終わったので今度は側面の壁の取り付け。

ただここにも色々なイレギュラーが(笑)

屋根の折板を購入する際に店員さんに壁よりはみ出して付けるようにアドバイスされたのは前述ですが、ここにきてどうやらその時の店員さんの完成イメージと当方の完成形のイメージに食い違いがあったような気がしてきました。
 自分は最後に屋根の周囲にカバーを取り付ける、よく見かける倉庫や車庫の仕上がりを予定していましたが、店員さんはおそらくDIYってことでカーポートみたいなのに壁付けて終わり、みたいなイメージで話していたのではないかと。

というのは屋根材がこんなに出っ張っていると市販品のカバーでは全く取り付けられる物が存在しないことが判明したからです。ツライチだと市販品が普通に使えるようですが・・・。

カバーが無いと屋根と壁が接する部分を相当シビアに採寸、切断、取り付けしないと横から雨が侵入してきてしまいます。
 今更屋根を切るわけにもいかないのでとりあえず壁材の切り口をカバーする「見切り」とかいう材料を買ってきて屋根と壁の境目部分に取り付けました。
これでも見切りと屋根材の間にはタイトフレームの厚み分、4mm程度の隙間が出来てしまいます・・・さてこの隙間、どうしよう・・・。


隙間の事は後で考えるとして、とりあえず壁材をどんどん貼っていきます。

あまりの騒音の為自宅で切断作業が出来ないので、職場に2枚くらいずつ持っていき、お昼休みに切断しているので中々進みませんでしたがやっとここまできました。

屋根が斜めなので角度を合わせながら切るのがけっこう面倒ですね。

取付はビス留めなので簡単なのですが、木材と違ってパワーが必要なせいかインパクトドライバーのバッテリーの消耗が思いのほか激しく、バッテリーの予備を新たに購入することになりました。

ついでに先端に付けるビットもちょっと減るとすぐに滑ってしまうので多目に買ってきてマメに交換しました。


外壁材も貼り終わり、コーナー部分の隙間などを隠す見切り材を取り付けます。

グリーンの外壁、水切りともマッチする白の見切りにしました。

切断には金鋏、取り付けにはドリルビスを使用。


今度は窓を取り付けです。

窓の周辺から雨水が入らないようにしなくてはいけないのですが外壁が凸凹しているので、さてどうしたものかと。

アルミサッシだと水切り金物を使うようなのですが、それだと自作の木製窓にはなかなかうまく取り付ける方法が思い付きませんでした。

仕方ないので窓枠の周囲はシーリングで塞いで止めることにしますが、何かで凹部分を埋めておかないとシーリングが流れ落ちてしまいます。

そこでマスター型に取り付けてフランジを作るために使用した「シーリング用バックアップ材」の残りを使います。丁度凹の深さと同じ15mm厚なのでラッキーでした。
(というか名前からしてこっちの方が本来の使い方なんですけど(笑)

凹部分に合うように鋏で切って貼り付けておきます。


窓枠の裏に「変成シリコンシーラント」をぐるっと塗って窓を差し込みます。

しっかり差し込んだら屋内側で柱にドリルビスで固定します。

窓枠の周りはどうしても外壁と隙間が出来てしまうので、その隙間を隠しつつシーリングをやり易くする為に化粧枠を作って取り付けておきます。


屋根の折板と柱の間には三角の空間が空いているので「面戸」という金物で塞ぎます。

しかし、この面戸、屋根と一緒に買ったはずなのに何故か隙間がやけに広い気が・・・。

まぁ元々隙間にはシーリングを入れるのが前提らしいのですが、にしてもこんなに隙間は要らないと思うのですが・・・。

実は本当は白いのが欲しかったのですが屋根と同じ色の物しか手に入りませんでした。


外壁もあとは細かい作業を残すだけなので、ガレージの扉の製作を開始します。

と、40x40の角パイプを切り出して溶接を開始したところで、なんとエンジン溶接機が故障!

エンジンはかかるものの、とんでもなくデカい打音がしています。

早速分解してみるも、どうやらエンジン内部の破損のようで、これは再起不能かなと・・・。


今後の色々な作業の事を考えると半自動溶接機の方が何かと便利になりそうなので、急いで新品の半自動溶接機を注文しました。

100V機ではパワー不足なのは目に見えているので、単相200V機を選択しました。


本当はもう少ししてからガレージに電線を引き込む予定だったのですが、溶接機を使用する都合上、先に配線作業をしておきます。

やっと昨年取得した「電気工事士二種」の資格が生きてきます(笑)

屋内のキッチンにある分電盤から5.5sqのVCTケーブルを引っ張ってきます。

予めガレージに近い外壁の上の方に穴を開けておき、天井裏に配線を這わせながらこの穴から引き出します。

一応、PF管なるものを被せて保護してあります。


配線を出した穴の周りにエアコンパテを詰めて防水してから外壁にジョイントボックスを取付けます。

ガレージに向かう配線との接続はこのボックス内で行います。



ガレージまでのケーブルは「地中埋設配線」にするので穴を掘ります。

地中のケーブルにもPF管を被せますが、最低30cmの深さで掘らなくてはいけないのでかなり大変です。

ツルハシ、クワ、スコップ、ドリル等を駆使し、2時間位かけてなんとか掘り切りました。


足りなくなって追加注文したケーブルがまだ届かないので、先にガレージ内にブレーカー用のボックスを取り付けました。

ウオルボックス」というプラスチック製の専用のケースで2500円位。

ガレージ内装はまだまだ先なのですが、とりあえずこのボックスを固定する為ここだけ内壁を貼ってしまいました。

9mm厚のOSB合板です。

ボックスの裏にあたる部分には垂木を付けて補強してあります。


内部には200V用30Aのブレーカー、100V用10Aのブレーカーを取り付けておきます。

といってもブレーカーとターミナルは電気工事士の先輩からの頂き物で、既に組み立てもしてあるものをただネジ留めしただけなんですけどね(笑)

電気工事士免許を取ったとはいえ、ペーパー免許もいいとこなので危ないですから(笑)

心配になったらすぐ先輩に聞いて事故が起こらないように気を付けています(笑)


地中を通した配線を埋め、ガレージ内ブレーカーの配線も繋いだので壁面に付けたジョイントボックス内の配線を結線します。

もちろん屋内のメインブレーカーは切っておきます。

5.5sq2本づつなので中スリーブで圧着。

この後ビニールテープで絶縁して蓋を閉めて完了。


丁度配線作業が終わった頃、注文していた溶接機が届きました。

スズキッド アーキュリー160 単相200v専用機です。

標準装備ではノンガス仕様ですが、オプションパーツを購入すればCO2及びアルゴンガスを使ってステンレスやアルミも溶接出来るそうです。

とりあえずノンガス用のフラックス入りワイヤーを購入してきてガレージ扉の溶接を再開しました。

職場ではCO2を使用したプロ用の三相200vの半自動溶接機を頻繁に使っているのですが、それと比べても作業性、パワー共にそれほど違和感なく作業出来ます。

ただ、ノンガスのせいなんでしょうけどちょっと無駄に火花が出るのと、溶接部がちょっと沸いたような(表現が難しいのですが・・・)感じになって溶接跡の見た目が今一つかな?

まぁまだ全く使い始めなので、色々設定を変えて試して見ないと何とも言えませんけどね。

もちろん肝心の溶接の付き具合には全く問題ありません。


溶接作業はちょっくらなのであっという間に扉の外枠が出来上がりました。

2900mmx2200mmの大きさですが、特に筋交いのような補強を入れなくても全くユラユラしません。

真ん中の長方形の部分には人だけが出入りする為にドアを取り付けます。


並行して電気工事作業も。

ガレージに照明を取り付けました。

30WのLED投光器x4 しめて8400円。

この投光器はコンセントプラグ式なので、天井の柱にコンセントを配置しました。

繰り返すようですが電気工事二種免許を取得したので合法です(笑)


溶接機用に30A250Vのコンセント、電動工具とかを使用するための100vコンセントも設置します。


ガレージの裏、屋外にも溶接機用のコンセントを取り付けました。

これはのちにガレージ(大)を製作する際に必要になるからです。

野外なので当然防雨用のパネルに収めています。

余っていた5.5sqのケーブルを使って溶接機用に8mの延長ケーブルも作っておきました。


電動ウインチを購入。

これはガレージ扉の開閉に使います。

ガレージと言ったらやはりリモコンで扉を開けるのが基本ですよね(?)

このウインチは12V用で有線リモコン、無線リモコンが付属して15000円。

約900kgの引っ張り能力があるそうです。


ガレージ天井に取り付けるブラケットを製作します。

4mm厚のアングル材とフラットバーでこんな感じに作ります。

溶接は当然自宅の溶接機で。

パワー的には半分程度で溶接しましたが、この厚みでも楽々溶接出来ます。


天井の柱の中央に穴を開け、M10のステンレスボルトで取り付け。


扉用にレールを取り付けます。

もちろん自作の扉なのでレール類も全て自作します。

レールに使用するのはC型チャンネル材。

補強には扉製作に使って余っていた40x40の角パイプを使用しました。



レールの中を動くローラーを作ります。

左からキャスター車軸、重荷重ローラー、シャフトカラー、H鋼用ガセットプレート。

キャスター車軸は名前の通りキャスターに使う軸ですが、径はローラー内径に合うもので直径20mm。1本500円。

ローラーは色々な種類がありましたが、扉がそこそこ重いので重荷重用のものを購入しました。といっても特に何kgまでOKとか明記はしてありませんでしたが。
ローラー表面はかなり固めではありますがゴムっぽいものでコーティングされています。
これが1個2000円。

シャフトカラーはローラーが左右に移動しないように位置決めする為に使います。
車軸に通してローラーを押さえ、付属のイモネジ2箇所を締め込んで固定します。
内径20mm、厚み15mmのもので1個180円。

プレートは5mm位の厚みがあるもので、これを2枚重ねて使います。1枚150円。

一番右がこれらを組み立てた物。


扉を立ち上げ、正確な位置に合わせてクランプで仮固定します。

左右のズレの許容範囲はレールとの兼ね合いで2〜3mm程度しか許されないので慎重に位置合わせをします。

扉上部と左右には寸法に合わせた木材を挟んで均等な隙間になるようにクランプしました。


扉に対して直角にローラーをセットする為にローラーユニットを4mm厚のLアングルにしっかり溶接しておきます。

アングルは少し長めにしてあり、ローラーユニット付近の補強も兼ねるようにしています。

アングルを扉の枠に当ててマーキング。



レールの後ろ側は前側の幅に合わせてミリ単位で調整しなくてはいけないので、長孔のステーを使用します。

レールに長孔のL字ステーを溶接し、柱にはステーを固定するブラケットをがっちり溶接しておきます。


長孔のL型ステーをM10ボルトでしっかり固定。

上からも吊りステーを入れる予定でしたが、現状で自分が思いっきりぶら下がってもビクともしないのでまぁ別にいいかなと省略。


扉の上部の真ん中にL字アングルを溶接し、ウインチのフックを引っ掛けるシャックルを取り付けます。


ローラーユニットもしっかり溶接したので扉をレールにぶら下げてみます。

ミリ単位でローラー位置を調整しておいたので非常にスムーズに動きます。

扉、レールの強度も申し分なく、扉の真ん中に立ってブランコのように揺らしても全くどこも撓んだりせずしっかりしています。


ところで、作っているのは「スイングアップドア」、或いは「跳ね上げ式ドア」と呼ばれているタイプのドアで、ドア上部を屋内に引き込みつつドア下部は屋外に出て行くものです。

ドア上部は真っ直ぐ引ければ良いので上記までで完成です。

今度はドア下部を外に押し出すロッドを製作します。

ロッドは柱より屋内側にズラして固定するので、それ用のブラケットを作ります。

そこそこ力が掛かりそうなので4.5mm厚の鉄板を切り出し、L字アングルに溶接します。

柱からのオフセット量は160mm。

これは特に計算で出した数字ではなく、なんとなくこの位かな〜程度で決定しました(笑)


このブラケットの取り付け高さ、ロッドの長さの組み合わせによってドアの上がる高さと飛び出し量が決まってしまうので慎重に取り付け位置を割り出します。

ロッドを仮付けし、ブラケットを何度も上下させてバランスを確認しました。

ほぼこの位置で間違いないという所まで来たのでドリルビスで仮固定します。


ブラケットと扉を繋ぐロッド。

建築金物の「両切りネジ」の長さ800mmM16が2本。

M16の長ナットが2個。

そして「ピロボールロッドエンド」が4個。

このピロはそうとう前に入手したもので、多分足廻りの部品を自作しようとして入手してあったのを自宅の材料入れにしまい込んでいたものです。

まさかガレージの部品として活用する事になるとは(笑)


調整式のつっかえ棒を使って扉を持ち上げたりしながらロッドの長さを微調整します。

現状では扉自体はまだそれほど重くないので人力でも開閉出来るので何度か動かしてみましたが、異音も全くせず非常にスムーズに静かに動きます。


ロッドの長さが確定し、ブラケットの位置にも問題が無かったので溶接でしっかり固定します。


暗くなってしまいましたが、ウインチと繋いで早速開閉テスト♪

ウインチをバッテリーに繋ぎ、リモコンのボタンを押して、それ〜開け〜ドア〜!

!!!

音うるせぇ〜〜!

実は購入してからこの瞬間までウインチは一度も動かしていなかったのですが、作動音がかなりデカいです。

モーター音もそうですが、内部のギアが遊んでいるような金属音もかなりします。

とりあえず近所を伺いつつ全開から全閉に動かしてみましたが、ドアの開閉そのものは全く問題なく動きます。

・・・問題はウインチの音だけ。


早速ウインチを取り外し、分解して原因を探します。

覆っているカバーを取り外すと金属音の原因はすぐに判明しました。

ウインチはモーターから何個かのギアを介してワイヤーを動かしているのですが、そのうちの一つのギアがグラグラしています。

というかこのギアはモーター駆動から手動でワイヤーを巻く方に切り替える際に他のギアから外れるように作られています。

左に見える黒いダイヤルを締め込むとギアが右にスライドし、手前に見える大きなギアから外れてフリーになる仕組みのようです。

ギアが嵌るシャフトの径がちょっと細くてガタつく上、このギアは内側からスプリングで押さえているだけなので、ちょっと押しただけでこのようにギアが斜めになってしまいます。


手前の大きいギアを外し、問題のギアを取り外したところ。

ここがスプリングではギアのガタは止められそうにないのでこのスプリングは撤去します。


代わりに硬い樹脂で出来ているブッシュを押し込みます。

これは多分ウチのアルトのシフトロッドブッシュを交換した時に捨て忘れていたもの。

径と長さがぴったりでした。

組み込んでダイヤルで締め込んでみたらギアのガタはバッチリ収まっていました。

当然、ギアはスライドしなくなったので手動への切り替えは出来なくなりましたけど。

早速ウインチ単体で試運転してみると金属音はだいぶ少なくなったのですが、モーター音はまだまだ結構大き目。

これではやはり早朝とか夜とかに扉の開閉を行うのはかなり抵抗がありますねぇ。

何か解決策を見つけないと・・・。


まぁソレは作業を行いながら考えることにし、先に進むことにしましょう。

ガレージ扉には人が出入りするドアを取り付けますが、元々このドアは合板か何かで適当に自作するつもりでしたが、タイミング良く友人のK氏が不要になった「玄関網戸」があるので提供してくれるとの事。

ラッキー♪と思いながらも、ドア用の角パイプは既に溶接してしまった後だったので、幅が全然合わなかったら使い道がないなぁとか思いつつ引き取ってきました。

「網戸」って言うからもっとペラーンっとしたもの(?)を想像していたのですが、4つの開閉式のルーバーや鍵が付き、二つ折り開閉のかなり立派なものでした。

買ったら結構しそうなのですが・・・手ぶらで行ったのでそのまま貰ってきてしまいました(笑)

持ち帰って早速幅を採寸したところ、総幅が785mm。ガレージの枠は幅800mmで作ってあったのでなんと偶然にもピッタリ!

高さの方は2300mmもあり、長すぎて全く合いませんが、見たところ簡単に詰められそうです。



構造を見ると、高さは元々各戸の玄関のサイズによって現場で調整できるように作られているようで、ビスを外して分解し、40mm厚位の調整用パネルを必要な高さに合わせて付けたり外したりして調整するようです。

←ガレージの枠に収まる寸法まで調整用パネルを取り外したところ。

ガレージ枠は高さ1800mmで作ってあり、この状態で1770mm。

ちょっと隙間が多目ですが、これ以上の調整は出来ないので、ドアを取り付ける際にガレージの枠の方に何か付け足して調整する事にします。

高さが確定したので両脇の柱の余った部分は切り落とします。


ガレージ扉の都合上、二つ折り機能は使用出来ないので、普通のドアとして可動するよう二つ折りにならないように加工します。

ドアの上下にアルミのL字アングルを一本で通して固定し、真ん中で折れないようにしておきます。


固定にはドリルビス(皿)を使用するので、アングルに開けた下穴に「皿取り加工」を施し、ビスが出っ張らないようにしておきます。


ドアなので蝶番を取り付けますが、ドア本体が薄いアルミ材なので、蝶番の取り付けには付属のビスではなく、皿ネジを使い、ナットで固定します。

ナットを付けて固定する為に取付穴の裏側を切開してスペースを作りました。

ここは特に雨漏れとか気にするような場所ではないので、作業がやり易いように大き目に穴を広げてあります。


分解してあったルーバー等を組付け、ガレージ扉に仮置きしてみました。

いやぁ〜なかなかオシャレですねぇ〜♪

ところで真ん中に元々付いていた鍵は機能しないのでダミーです。



ドアの取付枠にフラットバーで戸当たりを取り付けました。

ガレージ扉の外装を取り付けるために横に角パイプを追加溶接し、
垂木を取り付けるステーも溶接しておきます。


外装取り付け用の垂木(40x30)をコーススレッドで取り付け。


外装は「バイナルサイディング」というものを使用します。

「バイナル」とは日本読みだと「ビニール」となるそうで、材質は塩化ビニール「のようなもの」らしいです。

一枚が長さ約3600mm、幅が206mmで売られていて、¥1280でした。

これを8枚購入。

非常に薄いので切断は鋏でも可能ですが、どうしても切り口が曲がってしまうので丸鋸でカットしました。


先ずは枠の角パイプに専用の見切り材(白)を取り付けておきます。

サイディングの取り付けは下から開始し、1枚目の一番上の段に2枚目の一番下の段を引っ掛けて固定します。

あとはこれを繰り返すだけなので取り付けは簡単です。

ただ、固定にはタッピングスクリューを使いますが、これは完全には締め付けないようにします。

よく見るとネジを打つ所が横長の穴になっており、この部分で寒暖差での膨張、収縮を吸収するようになっているそうです。

ガタガタに、とは言いませんが、締め付け後でも手で左右にスライドする程度の締め付けに抑えてあります。

もちろん長さも幅ピッタリではなく、スライドさせても見切り材に隠れる範囲で短めに揃えてあります。


←ドアの高さまで貼り終わったところ。

最上部は長いサイディングを1枚で通して貼る為、短いサイディングの最後はドア枠の一番上にキッチリ合わせないといけないので、当然最初に慎重に採寸してはありましたが、最終的にはサイディングの重ね代をミリ単位で微調整してドア枠ピッタリに取り付ける事が出来ました。

ここまできて何ですが、こんなに取り付け簡単ならガレージの外壁は全部これでも良かったんじゃないかと(笑)


仮固定だったドアも完全に固定します。

ドアと枠の隙間を微調整する為に3mm厚のアルミ板を丁番と枠の間に挟みます。

これを入れることで丁番の回転部をドア面より奥に引っ込める事が出来るという利点もあります。


ドア本体のスペースが少なく、一般的なドアノブやラッチでは収まらないので、色々検討した結果「スイングハンドル」というロッカーとか配電盤なんかに使うドアハンドルを取り付けました。

鍵を開けてハンドルを引き出し、90度回転させるとドアを開けられるものです。

取り付けは簡単で、ハンドルの仕様書どおりに長方形に開口し、ドア側面にロックが出入りする細い穴を開けるだけ。

ロックのプレートはそのままでは長かったので切断して長さを調整してあります。


固定するネジとプレートを取り付けるために裏側にも開口してありますが、このハンドルの難点は内側からロックを開けたり締めたり出来ないところですかね。
ガレージ扉が完成したので開閉テスト。

ガレージ本体がスピーカーにでもなっているかのような爆音(笑)

ついでに少しスピードも遅いので、ダブルでイライラします。


そこで今度は100Vの「電動ホイスト」

最大荷重は400kgとウインチよりパワーが無さそうな仕様ですが、モーターの大きさが全然違います。

地面に置いたまま試運転した感じではウインチより静かな感じだったので、早速天井に取り付けてワイヤーを繋ぎ、スイッチオン!

・・・やはりうるさい・・・。

基本的に角パイプに直接取り付けると音と振動がガレージ全体に伝わってしまい、増幅されてしまうようです。

パワーとスピードに関してはこちらの方が断然上なので、このホイストで何とかする事にします。
ただ有線のリモコンスイッチしか付いていないので、無線化するのには一手間かかりそうですが。


柱に付けられないとすると後は地下に埋めるしかなさそうです。

ワイヤー長は何とか届きそうなので、ガレージの一番奥の地面を掘ります。

幸いまだ地面は砕石を敷いただけなので掘るのは簡単です。

20cm程の深さでホイストより大き目に掘り、底に砕石を少し入れて突き固めておきます。

そこに鉄筋を溶接して作った枠を置きます。

枠にはホイストを固定する為のM12のボルトを4か所溶接してあります。


ネジ山にコンクリートが付かないようにガムテープでマスキングしてコンクリートを流し込みます。

この後に周囲にコンクリートを立ち上げますが、一旦これで固めます。


廃材とかを使って立ち上げ部分の型枠を作り、設置します。

鉄筋も追加して補強しておきます。


この程度の量のコンクリートで自作のミキサーを稼働させるのも無駄なので、少量用のツールも作ってあります。

塗料用のミキシング棒(?)に19mm角のソケットを溶接し、強力な電動インパクトレンチに取り付けたものです。

普通は大きい電動ドリルを使用すると思いますが、たまたま貰い物のインパクトレンチがあったので利用しています。


このインパクトレンチはかなり強力で、25kgのドライ生コン(全ての骨材が既に混ぜられており、水を混ぜるだけで使用出来るコンクリート)程度なら3分もあれば混ぜあがってしまいます。

スピード調整が付いていないので断続的にスイッチを入れて混ぜていきます。

試しに全開で混ぜてみたことがありますが、生コンが温かくなってくるほどです(笑)


型枠にドライ生コン2袋分を投入し、5日程置いてから型枠を取り外しました。

立ち上げたボルトに合わせてLアングルと帯鉄を組み合わせてフレームを製作。

ホイストを固定します。

本当はもっと深く掘って完全に埋め込みたかったのですが、ガレージ柱を立ち上げる際に束石を固定する為に流し込んだコンクリートが出てきてあまり深く掘れませんでした。

予定している土間の床面(=枠の上端))より5cm位飛び出してしまいますが仕方ないですね。


ホイストの移動によって滑車が必要になったので追加で購入。

ホイストが埋まっている真上の柱に溶接で取り付けます。

扉自体はそんなには重くはないはずですが、余裕を見て耐荷重500kgの物を使用。


開閉速度を減速する為にW滑車にします。

扉側に使うこの滑車はホイストに付属してきたものです。

ここでワイヤーをUターンさせることで速度が半分になり、耐荷重は倍になります。


Uターンしてきたワイヤーを天井柱に固定。

柱に穴を開け、M12の丸フックボルトを取り付けました。


ところで奥に見えるエアコンはあまりの暑さに耐えかねて急遽購入、取り付けしたもの。

6〜8畳用の冷房専用で、¥29000-。

まだ壁や断熱材の施工をしていないのであまり冷えませんが、屋外の温度よりはだいぶマシになります。

エアコン付きで電動扉、なかなかリッチなガレージになってきました(笑)


さて、ガレージ製作もいよいよ終盤戦。

ガレージ造りのメインイベントと言ってもいい(?)土間コンクリートの作業に入ります。

床の上面の高さを周囲の基礎にマーキングしていきます。

柱を建てる時は自作レーザー墨出し器を使用しましたが、
今回はDIYでは一般的とされている「水盛り管」を使用します。

使用方法は何処でも紹介されているので割愛しますが非常に簡単です。

床の高さはガレージ扉の下端より5mm下げた位置に決定し、水平線をマジックで基礎に書き込みます。

ガレージや駐車場には水勾配という傾斜をつけるのが普通なのだそうで、数値的には1%程度とか。

試しに1%の傾斜を水糸を張って確認してみましたが、思いのほか傾斜がきつい感じがしたので半分の0.5%にすることにしました。 当然、何の根拠もありませんが(笑)


建設開始直後から既にガレージ内は砕石を敷いてありましたが、床面の高さに対して少し不足していたので追加しました。

この後の転圧作業をラクにする為に砕石を撒く段階でなるべく平らにしておきます。

コンクリートの厚みは80mm程度の予定なので、転圧作業で沈む分を考慮し、予定の床面より70mm低い高さにゲージを使って正確に調整します。


転圧はこの暑い最中(8月初旬)に人力でやっていたのでは人間がもたないので、建機レンタルのお店から「プレートコンパクター」という機械を借りてきました。

レンタル料金は1日で¥1800。

使い方は簡単で、エンジンを掛ければ勝手に振動し、且つ勝手に前に進んでいきます。

機械の後に付いて歩くだけで、向きを変える時にハンドルに力を入れる位なのでラクチンです。

借りてきた機械には前方に水を入れるタンクが装備されていたので、「水を入れて重さを増やすのかな?」とか思ってとりあえず水を入れておいたら、なんと自動で地面に水を撒きながら動き出しました(笑)

どの程度転圧したら十分なのか分からないので、とりあえずガレージ内をグルグルと1時間位周回してみました。

砕石は表面が詰まった感じになりましたが思ったより沈まないようで、10mmまでは下がらなかったです。


夏場に素人がこのガレージ全面にコンクリートを打設するのはかなり困難だと思われたので、ガレージを4つに分けて作業する事にします。

転圧した床に少々溝を掘り、90mm幅の木の板を立てていきます。

もちろんガレージ奥から手前に向かって水糸を張り、水勾配に合わせてあります。

横方向の板もきっちり水平を取ってあります。

1日で作業出来るのはガレージの半分と考えているので、反対側にはまだ横方向の木は立てていません。


木の板の上端が床面そのものとなるので慎重に寸法合わせします。

概ね予定通りの80mmを確保できました。

ちなみにこの板はコンクリート打設後も撤去はしない予定です。

コンクリートのひび割れ対策に使う「伸縮目地」というスポンジ製の材料の代替としてコンクリートに埋めてしまいます。

ひび割れ対策の他に、コンクリート表面の仕上げの際のガイドとしても役に立つと思われます。


外側の基礎部分にもガイドを取り付けます。

水勾配のラインに沿ってプラスチック製のL字アングルを固定しました。

これはホームセンターのコンクリート関連の売り場にあった「下端定木」というものですが、買って帰ってから調べてみると、全く用途が違うものでした(笑)

本当は左官屋さんがモルタル壁の角部分の補強やガイドとして使うものらしいです。

でも普通のアングルよりずっと安かったし、穴がいっぱい空いていてネジ留めするのにも便利です。


コンクリート打設箇所にワイヤーメッシュを設置します。

1mx2mのものを3枚づつ置いていき、半自動溶接機で繋げておきます。


ワイヤーメッシュの下にはコンクリート製の「スペーサーブロック」を置いていきます。

このブロックは立てる向きで4cm、5cm、6cmと高さが選べるので、4cmの向きになるように置いています。

廻りの壁には生コンの飛び散りで汚れないようにビニール製のシートでマスキングしておきます。


コンクリートはもちろん自作のミキサーで作り、自分で打設するので材料も自分で揃えます。

割高なのは当然百も承知ですが、普通の人が普通に手に入る材料でどの位の金額が掛かるのか知っておきたかったので、近所のホームセンターで袋詰めにされている砂と砂利、セメントを購入しました。

セメントが1袋(25kg)378円 砂、砂利は共に1袋(20kg)198円でした。

軽トラではすぐに積載オーバーになってしまうので、数回に分けて材料を購入しています。

今回の生コンの配合は セメント1袋、砂3袋、砂利4袋 でいきます。

ミキサーの能力では180kgまでなら1回で混ぜる事も出来ますが、何回か使用した経験から、量を半分くらいに抑えた方がモーターへの負荷も少なく、早い回転で動かせる為に結果的に時間短縮が出来るので、セメント0.5袋、砂1.5袋、砂利2袋を1回分(90〜95kg)として生コンを作ります。

この位だと材料投入開始から混ぜ終わるまで5〜7分程度で完了します。


とりあえず1区画毎に仕上げていきます。

生コンの投入開始から必要量入れ終わるまで1時間半〜2時間。

午前10時から開始したので、時間的には1日で2区画終わらせる予定でしたが、2区画目に生コンを充填している頃が丁度1区画目の均し作業のタイミングになりそうだったので、この日は1区画だけを仕上げる事にしました。

自作のトンボで粗出しした後、中央の仕切り板と外側のL字アングルのガイドに長い貫板を当てて高いところを削っておおよその面を出し、プラスチックの鏝でペタペタ叩いて砂利を沈め、今度はさっきの貫板を軽く振動させるように使って更に面出しをします。

これを3回位行ったら表面の水が無くなるのを待ち、土間用の大きな金鏝でシャカシャカ撫でて均していきます。

と言っても土間鏝なんて使うのは初めてなので、某動画サイトのそれらしい動画を見て見様見真似でやってみただけですけど(笑)

3回位撫でてみましたが、これ以上平らになりそうにないのでこの辺でヤメておきます。
鏝跡がそこそこ残ってしまいましたが、まぁ自分の車庫なので別にいいかなと。

DIYにはある程度妥協が必要ですしね(笑)


翌日は午後から2区画目に生コン投入。

自分がミキサーで生コンを作り、カミさんが枠内に運ぶという役割分担。

カミさんは「普通の奥さんはこんな事手伝ってくれないからね!」

とボヤきながらも良く働いてくれます(笑)
セメント袋とか砂利とか、普通に運んでくれますし、助かりますm(_ _)m

さて投入が終わり、均し作業に取り掛かっているとこの手の作業を生業としている友人が様子を見に来てくれました。

ついでに鏝の使い方のレクチャーもしてくれました。

動画では「力感」が良く分からなかったので前述のように「撫でる」感じで擦っていたのですが、実際に均してもらったところ、結構思いっきり力を入れてゴシゴシ擦っています。(均しも最後の頃です)

何事もそうですが、やはり「百聞は一見に如かず」なんですねぇ。勉強になります。


数日後の休日、3区画目に取り掛かります。

材料が大量に要るので、毎日のようにホームセンターでセメント、砂、砂利を大量購入しています。

ここまでの作業で1区画に必要な材料の量はセメント5袋、砂15袋、砂利20袋と判明しましたが、3区画目からは配合をちょっと変えてみる事にします。

1,2区画目を作業した感じではちょっと砂利の量が多いような気がしたのでここからは セメント1、砂2、砂利3 の割合に変更です。


ところでこのガレージを作り始めてから何度かコンクリートを使う機会がありましたが、その都度その作業に合っているだろうと思われる「鏝」を購入していたので、いつの間にか鏝が5個に増えてしまいました(笑)

今回購入したのは右上の「土間鏝」、仕上げ用の薄手のものです。
ちなみにその左が中塗り用の「プラスチック鏝」、その隣が細かい部分の仕上げ用の0.3mm厚の「仕上げ鏝」、下段右が厚手の「角鏝」、その横が狭い所用の厚めの「三角鏝」

・・・ガレージが完成したら次に使う事があるのだろうか・・・(笑)


3区画目終了。

砂利の割合を減らしたので、その分材料費的には嵩みましたが、平らにするのが少し楽になりました。

仕上げ時は友人のアドバイス通りにまずはプラ鏝でゴシゴシやって「アマ出し」を行い、更に仕上げの土間鏝を掛ける際にも再度ゴシゴシ擦ってアマを搾り出して均していきました。

2回均し終わり、あと1回最終均しを行う予定でしたが、どうしても外せない用事が出来てしまい、2時間ほど現場を離れなくてはいけなくなりました。

戻って来た頃にはさすがに素人が触っちゃいけない位水が引いていたので、この状態で終わるしかなさそうです。

本職さんであれば恐らくまだ均せるような感じではあるのですが・・・。


一週間後に床の最終区画を施工しました。

さすがに4回目にもなれば慣れてきて、割と気温が高かったですが慌てずに作業出来ました。

仕上がりはまぁそこそこ、DIYなのでそれなりですが、鏝作業を「後ろから見ていると」プロっぽい動きだそうです(笑)

床が出来上がったので使用した材料をチェックしてみます。

セメントが24袋600kg、砂が56袋1120kg、砂利73袋1460kg、ワイヤーメッシュ12枚。

トータル金額は¥39000となりました。

生コン屋さんに頼むと2万円前後だと思われるので、ホームセンターの材料だとほぼ2倍の金額が掛かる事が立証されました(?)

ただ、これらの作業を全て業者さんに依頼した場合は30万位掛かるそうなので、そこからみたらだいぶ低予算で作る事が出来ました。


上記で慌てずに作業できたと書きましたが、ちょっとだけトラブルも。

6回回す予定の3回目を混ぜている最中に・・・ミキサー壊れました(笑)

モーターが回っているのにドラムが回らないので裏を見ると、駆動用のシャフトがポッキリ折れていました。

ちょっと負荷を掛けすぎたようです。

とは言え、生コン打設は終わらせなくてはいけないのでどうしようか考えていたところ、

カミさん「手練りするしかないじゃん。」
自分「・・・そうだな。」

で、ミキサ-だと3回分、生コン200kg以上分を2人で手練りして作業を終わらせました。

全く頼りになるカミさんです(笑)


床もほぼ完了なので、コンクリートの硬化を待ちながら壁の作業に取り掛かります。

まずは断熱材を取り付けていきます。

こちらの壁は南側で、夏日には外壁材がかなり熱くなるので、30mm厚のスタイロフォームを2枚重ねて取り付けてあります。



さすがに全面スタイロ2枚貼りでは材料費が膨らんでしまうので、他の壁はもう少し値段の安い発泡スチロールで仕上げる事にします。

厚みも20mmに減らして更にコストダウンします(笑)

ただ2枚重ねただけだと20mm分厚みが足りなくなるので、1枚貼ったところに端材をスペーサーとして挟み、その上にもう1枚貼ってツライチにしました。

20mm分の密閉された空気層が出来るので、実は断熱効果が高いのではないか?と期待しております。


床も固まったようなので、入り口部分にもコンクリートを打設します。

この部分は当初から扉とのクリアランスをキッチリ取りたかったので、床とは別に施工する予定でした。

更にこの先にスロープも作りますが、この部分の精度を出す為にとりあえずここだけ先に作ります。

先ず床の側面に振動ドリルで穴を開けて50mm程鉄筋を差し込み、外に作った型枠を貫通してこちらも50mm程外に出しておきます。

飛び出させた分の鉄筋は後で作るスロープの鉄筋と接続します。

気は心かもしれませんが、少しでも各コンクリートパーツの接続強度を上げたいと思ってこのように処理しました。

横に入れた鉄筋は径13mmの太い物で、僅か15cmの幅に3本突っ込んでガッチリ溶接しておきます。


扉の下部のコンクリートを打設した翌週、その外側にアプローチ部を作ります。

ここはスロープ状に傾斜を付けますが、周囲の地面の高さとの兼ね合いで25cm幅程度しか必要ありませんでした。

間口より少し広めに型枠を組んで鉄筋を配筋し、生コンを入れていきます。

砕石の地面から乗り上げていく部分なので少し丈夫になるように、厚みは床より厚めの10cm程度になるようにしてあり、鉄筋も13mm径のものを横に3本、交差する鉄筋は16本使用し、補強してあります。


コンクリートの表面の仕上げはツルツルにせず、滑り止めになるようにホウキで横筋を付けてみました。

最後の金鏝均しが終わった後に水で濡らしたホウキでそーっと表面を撫でてあります。


難関の床工事が完了したので、いよいよ内装作業と細かい仕上げを行っていきます。

先ずガレージドアの開閉用ホイスト部をまとめてしまいます。

床面より上に5cm程度はみ出していた回路部分を移設して床面内に収まるように加工しました。

結果的にはモーター駆動用の配線4本を切断、延長しただけで済みました。


ユニットが床面内に収まったので蓋を作るのも簡単です。

とりあえずテストがてら合板で作ってみました。

これだけでも結構音量が下がって静かになりました。

中に入れる防音材や蓋の材質についての検討は追々する事にして次へ。


ボツになった爆音ウインチから無線ユニットを取り外し、ホイストに組み込みます。

しかしホイストには非常停止ボタンや巻き上げ過ぎを防止するリミットスイッチが組み込まれているので、回路的には中々難しい作業になります。

そこでいつもお世話になっている電気工事士の先輩に電話したら・・・

←回路丸ごと作っていただきました (^^;)

無線リモコンは12Vなのでそれ用にACアダプターも付いています。

自分がやったのは作ってもらった回路板をボックス内に固定し、有線スイッチを壁に取り付けただけ(笑)

お世話になりっぱなしですいません m(_ _)m


内装作業を進めています。

工具掛けが欲しかったので、まぁありきたりですが「有孔ボード」を設置しました。

後々何某かの扉を付けたいと思っているので2x4材で枠を組んでいます。


ボードの下には作業台を設置しました。

もちろんこのままでは車を入れられないので、
使用しない時は上の画像のように畳んでおけます。


とは言え、車を入れたまま作業する際に作業台が無いと不便な場合もあると思ったので、半分だけでも使用可能なように製作しました。



いよいよガレージ製作も天井の作業を残すのみとなりました。

折板屋根のままでは暖房や冷房の効きが悪いので、壁と同じように断熱材を入れます。

凸凹の屋根形状なので、まずは下地を作ります。

屋根を貼る際に余っていたタイトフレームを1山づつに切り、そこに適当な幅の帯鉄を溶接して屋根に固定します。


壁と角パイプの柱、前述のタイトフレームに垂木で枠を組みます。


枠の間に40mm厚の発泡スチロールの断熱材を入れます。

天井材は5.5mm厚の耐水べニア。

これを白のペンキで塗ってから垂木にビス留めします。

ついでに引っ掛けシーリングを2カ所設置し、LEDのベースライトも追加しました。



天井を貼りつつ、扉開閉用ワイヤーの弛み止めの滑車を設置しておきます。

滑車は少しずらして取り付けてありますが、これは扉側のフックを外してワイヤーを下にぶら下げた際にワイヤーが絡まないようにしてある為です。

実は開閉用のホイストは扉の開閉だけではなく、チェーンブロックの代わりとしても使用出来るようになっています。

柱の太さからしてシルビアのエンジンは難しいかもしれませんが、MR-Sとかアルトのエンジンなら大丈夫じゃないかな?

あと、画像にはありませんが、換気扇も入り口扉の上方に取り付けしてあります。


ガレージもいよいよ完成なので飾り付け(?)の方も急ピッチで(笑)

とりあえず適当にぶら下げてみましたが、とてもこの面積では足りそうにないので、反対側の壁にも工具収納用のボードを設置する予定。

棚とかも随時必要に応じて設置していくつもりです。


床コンクリート打設完了から丸二か月、初めて車を入れた瞬間です!

コンクリートは割れませんでした。 当たり前か(笑)

細か〜い作業はところどころ残ってはおりますが

とりあえず  ガレージ完成で〜す!

工事期間 1年7ケ月 (平日夜間+休日のみ)
総工費  48万7500円 (細かいネジや電材、塗料等工事に使った材料全て)
工具購入費 15万2000円 (溶接機2機の他、電動工具、手工具、計測機器等)

大変長らくお付き合い頂き有難うございました。 m(_ _)m

それでは最後に騒音対策後のガレージドアの開閉動画をご覧下さい。


収納系は随時追加し、進行形です。

これは反対側に追加設置した「リフォーム系道具」用収納。

各道具類の形状に合わせて取り付け台を製作して固定しています。

ビス類もかなり量と種類が増えてしまったので専用のケースに入れて仕分けしてあります。

まだまだ欲しい道具があるのでその為のスペースを確保してあります(笑)


先に設置した「自動車整備系」収納もかなり充実してきました。

有孔ボードにフックで吊るす収納は一般的ですが、
新規に購入したソケットレンチセットは取っ手を付けた厚めのボードに分けて収納し、ソケットセット全てを持ち出せるようにしてあります。


背面の壁にも1x4材で細い棚を取り付け、スプレー缶とか小物を置けるようにしました。

他に溶接機、エアーコンプレッサーも設置してあるので、このガレージでひととおりの整備作業、大工作業が可能になりました。


更には「クイックジャッキ」なる簡易型のリフトも導入。


田舎なのでウチの周囲は夜になると本当に真っ暗。

ちょっと寂しいので(?)イルミネーションで装飾してみる事にしましょう。

グリーンのビニールロープを張り巡らせ、そのロープにLEDイルミネーションをタイラップで固定していきます。

100発が1セットになっているものを10個取り付けました。

電源はソーラーパネル式なのでガレージの屋根にパネルを固定しています。
このソーラーイルミネーション、なんと1セット650円なので6500円でこの位の面積を飾る事が出来ます。

しかも電気代もタダ(笑)
調子に乗ってツリー型イルミネーションも製作。

更にソーラータイプのプロジェクションも設置しました。
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