MR-Sのエンジンフードに付けるエアアウトレットダクトを製作します。 最初は4mm厚のベニヤ板でベースを作ります。 大きさは最終的に欲しい大きさより小さくしておきます。 |
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ベニヤ板をエンジンフードにホットボンドで接着しますが、この時点では特にフードの曲面に合わせて削ったりはしていないので隙間は結構あいてますが、後で塞げるので気にせずくっ付けておきます。 |
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ベニヤ板にスタイロフォームを木工用ボンドで接着。 厚みは角部にどの位の丸みを持たせるかで判断して選択します。 今回使用したのは20mm厚。 ボンドが乾くまでテープで押さえておきます。 |
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接着されたらサフォームやサンドペーパーで削って造型します。 スタイロフォームとフードにはまだ隙間がありますが、まだ気にせず進めます。 ダクト上部に掘った形状は空力的な意味合いではなく、この部分は広い平面で剛性が不足するだろうと考え、剛性を確保する目的で作りました。 |
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スタイロフォームを#240程度のペーパーで仕上げたら水性ペンキを塗っておきます。 色を付けるのはこの後に行うパテ作業での削り過ぎを予防する為です。 吸込みが多いので2〜3回塗り重ねてあります。 |
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ペンキが乾いたら表面を軽〜くサンドペーパーで足付してからパテを塗ります。 パテと言ってもポリパテではなく、建築などで使用する通称「「粉パテ」です。 このパテはとても廉価で4kg入りで\1000前後で購入できますし、水の混ぜ具合で粘度を自由にコントロール出来るので便利です。 石膏系パテではありますが、石膏そのものよりも扱いがだいぶ簡単です。 ただポリパテと違ってちょっとコシというか粘りが無いのでヘラ薄くきれいに盛っていくのが難しいので、多めに盛り上げて削りで形を出すという方向ですね。 削る分にはかなり削り易く、空研ぎでもけっこう削れますが、水研ぎで削るとあっという間に削れてしまいます。 難点といえば削れる状態まで固まるのにかなり時間が掛かる事と塗り重ねていく際にはその部分に少し水分を与えなければならないところでしょうか。 |
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