タービンアウトレットパイプ 加工取り付け


タービンのA/Rを大きくし、マフラー径も太くしたので、タービンのアウトレットパイプも効率の良い物に交換します。

アルトに載せたターボエンジンはKeiワークス(HN22S)の物ですが、社外のアウトレットパイプがアルトワークス(HA22S)用の物しか手に入りませんでした。

HN22SとHA22Sでは触媒の形状、取り付け位置が違うので、合わない事は承知のうえで購入。

購入したのは「J works」のターボアウトレットパイプ(¥30000)です。

タービンの排気フランジはKeiワークスもアルトワークスも同じなので問題ありません。

問題なのは長さで、アルトワークス用は短く、マフラーと接合するフランジがここで終わってしまいます。


新品ですが躊躇なく切断します(笑)


概ね140mm前後のパイプを足さないといけません。

購入したアウトレットパイプの径が36Φ位、マフラーのフロント部が50.8Φなので、間をつなぐパイプはその中間位の42.7Φのパイプを使用します。


ステンレスのパイプを切り出し、何度か削りながら寸法を合わせて溶接します。

溶接には半自動溶接機を使用し、溶接ワイヤーは「ノンガス ステンレス用」、溶接ガスには「炭酸ガス」を使用しています。

振動止め用にステーを製作し、シリンダーブロックとアウトレットパイプを固定してあります。


ノーマルラジエターなら特に問題無いのかも知れませんが、ラジエターが社外の2層タイプのせいか、アウトレットパイプとラジエターが干渉してしまったので、ラジエターファンシュラウドを少し切り取り、ラジエターの端を少し曲げて対応しました。

ここにはチューブが通っていないので水漏れの危険はありません。