以前から多少パワステオイルタンクからの吹き出しはありましたが、295サイズのタイヤで走るようになってからかなり吹き出し量が増えてきてしまったので対策をしました。 最初はオイルタンクを社外のアルミ製でキャップがしっかりした物に交換してみましたが、吹き出し量は殆ど変りませんでした。 次にそのオイルタンクのキャップからホースを取り出せるように加工し、オイルキャッチタンクを付けてみました。 |
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オイルタンク付近に飛び散るオイルの量は少しだけ減りましたが思ったような効果はありませんでした。 オイルキャッチタンクにはそれほどオイルは溜まらないようです。 ←TC2000を13分x3回走ってこの位。 |
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今更ですが色々調べていくと、オイルクーラーを付ければかなり改善するとの事。 Z34のパワステオイルクーラーを流用するのがローコストで効果も有るらしいとの事なので早速注文。 ←届いたZ34純正パワステオイルクーラー(購入時価格5400円也) 思ってたより小さかったです。 |
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あまり目立つ位置に付けたくなかったのでインタークーラーの裏側に付ける事にしました。 インタークーラーを取り外してメンバーに穴をあけ、ナッターを打ち込んでオイルクーラー本体を固定。 |
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オイルタンクとは耐油ホースで繋ぐのがスタンダードのようですが、折角ならこの部分でも放熱させたいので接続には「銅パイプ」を使用します。 使用した銅パイプは家庭用エアコンの配管で、一般に「3分」(さんぶ)と呼ばれている太さ9.52mmの物です。 このパイプはベンダー等を使用しなくても手で簡単に曲げる事が出来るので、現物合わせで障害物を避けながらグニグニ曲げてオイルクーラーとオイルタンクを繋ぎます。 エンジンルームへは純正インタークーラー用の穴から入れました。 |
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←エンジンルーム内。 片方はオイルタンク、片方はステアリングギアボックスから来ている配管と接続します。 |
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この銅パイプはオイルの戻り側なので圧力は殆どかからないと思いますが、一応「抜け止め」加工をしておいた方が安心です。 専用の道具も販売されていますが今回一回の為に購入するのもアレなので適当な工具を作って対処します。 工具箱の中で余っていたプライヤーの先端をサンダーとかで削ってこんな形に成形。 |
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これを銅管の端に突っ込んで握り、チョット回して握りを繰り返します。 | |
するとこんな感じで抜け止めの完成。 高圧が掛かるパイプではヤバいかもしれませんが、戻り側なのでこんなもんで大丈夫でしょう〜。 |
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作ったパイプとオイルクーラーを内径9.5mmのオイルホースで接続してホースバンドでしっかり締め付けます。 銅パイプが振動でボディと擦れないように押さえのステーも取り付けておきました。 |
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←左タイヤハウス前側。 配管が長くなったのでオイル量が増えたのと、この配管部分でも放熱するはずなので今度は大丈夫かな? |
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