R200のデフが搭載できるように S14ターボ用のリアメンバーを中古で入手しました。 使い込むとクラックが入る事があるとの噂なので 取り付ける前に補強してみる事にします。 |
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特に根拠はないですがこの辺にパイプでもくっ付けてみます。 以前何かに使った30Φ位の鉄パイプが転がっていたので メンバーに合わせて切断、削りながら合わせていきます。 |
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いかにも頑丈になった気分がしますね(根拠はないですが) この後バチバチ溶接。 |
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日産マルチリンクの定番、メンバーブッシュはこの際リジッド化してしまう事にします。 まずはブッシュの抜き取りから。 通常は油圧プレスで抜くのですが、プレスが無いのでカセットガスバーナーでゴムを溶かしてしまいます。 中心の金属のカラーを重点的に炙ります。 |
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カラーのフチのゴムがめくれてくるのが見えたらハンマーで叩いて抜きます。 簡単に抜けます。 ちなみに足回りのブッシュ類もこの方法で難なく抜く事が出来ます。 アーム類の場合はゴムを直接炙らずに、外側から炙ると簡単に抜けます。 圧入する時は潤滑剤をブッシュに塗り、万力で挟んで押し込みます。 (MR2のアームブッシュは全てこの方法で交換しました) |
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ブッシュの外側には金属のカラーが入っているので 金鋸で切断します。 ゴムが残っていると金鋸が滑らず切り難いので 切断する部分だけで良いのでゴムを確実に取り除きます。 |
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一箇所切断すれば後はドライバーでこじったり ハンマーで叩いたりすれば簡単に外れます。 |
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ブッシュの中にあったカラーの外径に合わせた穴をあけた鉄板を切り出します。 鉄板の外径はメンバーの穴に合わせてあります。 |
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鉄板とカラーをこんな感じで溶接。 | |
シャコタン対策で、メンバーが13ミリ程上に持ち上がるような位置で溶接してあります。 | |
その他溶接増しや当て板補強をして完成。 薄めのガンメタで塗装してみました。 |
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車体に取り付け、各アーム類も移植しました。 だいぶメンバーが持ち上がっているのでガソリンタンクやボディーとのクリアランスはかなりギリギリです。 でもその分、地面とのクリアランスは広くなったので かなり車高を下げているのですがご覧の通り。 早速走らせてみたところ、かなりリアが「パキッ」とした感じで◎ また、心配していた騒音(デフの音やロードノイズ)は気になるほどではないです。 人によるでしょうが、自分的には全く許容範囲内ですね。 (カミさんも何も言わないので一般的にもOKでしょう(笑) |
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