色々と考えた挙句、ヘッドガスケットは1.2mmに決定しました。 東名パワードの87Φ-1.2mmのメタルガスケットです。 |
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いよいよブロックと合体。 必要箇所に液体ガスケットを塗ってヘッドを載せます。 ヘッドボルトは4kg-m→8kg-mで締付け、一旦全てを緩めて 再度3.5〜4.5kg-mで締めた後、90°→90°の角度締めをします。 自分の場合は4kg-m→8kg-mで締めてから一晩寝かせてから緩めています。 (特に意味はありませんがなんとなく馴染みが良さそうなので(^^;) |
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ちょっと奮発してハイカムを組む事にしました。 HKSのSTEP1カムシャフト、いわゆる「ポン付けカム」です。 HKSでは「史上最強のポンカム」と銘打って販売している商品で、 競合各社の製品を研究して新設計されたカムシャフトだそうです。 作用角は256° 以前3SGTに264°や272°を組んでいたので 数値だけ見ると少々寂しい感じではありますが・・・(笑) |
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社外品のカムを組み込むので、一応仮組みして確認します。 カムシャフトの摺動部にオイルを塗り、カムにバルブスプリングの力がかからないようにする為にロッカーアームを取り付けないでカムシャフトのみを取り付けます。 ホルダーを締め付けてカムが手で滑らかに軽く回るかチェックします。 同時に軸方向のガタも点検します。 |
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スムーズに回る事を確認したらカムシャフトを取り外し、エア抜きをしたラッシュアジャスターとロッカーアームを組み込みます。 このエンジンに元々付いていたロッカーアームはカムシャフトとの接触部に傷が多かったので全て新品のロッカーアームに交換しておきました。 この後カムシャフトを組み込みます。 カムホルダーにはオイルパイプやバッフルプレートが付くので忘れないように注意。 |
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クランクを圧縮上死点にし、カムプーリーの●印とチェーンの色が違っている場所を合わせて組み込みます。 チェーンテンショナーやチェーンガイド、クランク角センサーを組み付けます。 NVCSは新品に交換しました。 |
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シリンダーヘッドカバーを取り付けます。 ゴージャスな感じを出す為に(?)金色に塗りました(笑) ウォーターアウトレットパイプやサーモケース等の小物も軽く磨き込んで取り付けます。 |
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段付き修正した純正のエキゾーストマニホールド、タービンを取り付け、 サンドブラストで仕上げたインテークマニホールドも取り付けます。 インマニは2分割になっているので各合わせ目の段付き修正と、 手が届く限りの磨き作業も行ってあります。 |
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インジェクターやホース類等、インマニの付属品を取り付けて エンジンO/H完了! |
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NAエンジンを取り外し、ターボエンジンを搭載。 エンジンルームの塗装も予定していましたが、 今回はあまり時間が取れなそうだったので次の機会に。 ニューエンジンの慣らしは まずアイドリング(1000回転)で10時間、2000回転に固定して5時間ほどラッピングし、水漏れやオイル漏れ、異音の発生が無いかを点検してオイル交換をします。(プラグは標準が6番のところを5番に下げておきます) この時、廃油を抜く容器はきれいに洗浄した物を使用して抜いたオイルに冷却水や金属粉等が混じっていないかをじっくり観察。 問題無しだったので慣らし運転に出かけます。 |
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エンジンルームの小物類の造り物もちょこちょこやっているので時間が掛かりました。 ←バッテリーはインタークーラーパイピングが通る為に少々搭載位置を移動する事になったので新規にステーを製作。 コの字のアルミ材に穴を空けた物とアルミのパイプ材で見栄え良くしてあります。 |
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ターボ化により装着する事になったEVCのバルブユニットと、ダイレクトイグニッションのパワートランジスターはタービンから離れた位置に搭載。 パワトラの配線は入力側、出力側共に配線を延長してあります。 |
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エンジンを長期保管している間にどこかに紛失してしまった遮熱板も 純正をわざわざ買うのが面倒だったのでステンレス板で自作。 |
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エンジン換装後数千キロ走り、アタリも出てきたところでニューエンジンの感想等。 まず感じるのは中間加速、ピックアップが良いということ。 ノーマルエンジン車(ブーコン無し、前置I/C、吸排気のみ)と乗り比べましたが3000〜5000回転辺りのトルクが違います。 ECUもインジェクターも純正なので為ブーストは0.6kに設定してありますがブーストの上がりが早く、加速が良くなった気がします。 この辺はおそらくカムやEXポート、タービン付近の加工が効いているんだと思います。 反面、6000回転以上になるとノーマルと変わらないかな〜という感じ。 触媒やマフラーがノーマルなのでここは仕方が無いかな。 燃焼室加工のスキッシュ全カットのデメリットと思われる症状も少し出ています。 作業前には 低速が無くなる と言われていたので内心ビビっていましたが、実際には2000回転未満、 発進した瞬間や街乗りで4速や5速でトロトロ走っていて再加速する場合なんかには一瞬だけ「ん?」と感じる程度にエンジンがついてきません。 もちろんコースを走っている時にはここまで回転は落ちないので全く問題ありません。 |
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